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多くの人が心あたりはあるが、実は何もしていない過活動膀胱


多くの人が心あたりはあるが、実は何もしていない過活動膀胱

 

 

こんにちは

medical pilates YOLO(メディカルピラティスヨーロー)吉井です。

 

 

冬になると、トイレが近く感じることはありませんか?

 

外気と室内の気温の変化や、体感による気温の変化によって自律神経が刺激され、膀胱の収縮が起こることで、排尿回数が増えます。また、夏より汗がでにくいため、水分が膀胱にたまりやすいなどの理由により冬はトレイが近く感じます。

ですが、トレイが近いだけではなく、トイレまで我慢できない、トレイに行きたい衝動が激しいや、尿量が極端に減ってトイレの回数が増えていると感じるときは、膀胱(おしっこが溜まる場所)に関わる疾患を疑う必要があります。

 

 

 

蓄尿と排尿の仕組み

 

腎臓で作られた尿は、左右にあるそれぞれの尿管を通って膀胱に集まります。

通常であれば、300ml~500mlの尿をためることが出来ます。

ですが尿意は100ml~150mlくらい貯まることで最初の尿意を感じ、最初の尿意から倍の量の250ml~300mlになると我慢が出来なくなります

尿で膀胱がいっぱいになると、神経を通じて、膀胱がいっぱいになったことを知らせる信号が脳に送られます。

それが尿意です。尿意を感じてトイレに向かい、脳からの信号で膀胱の筋肉が風船をつぶすように内側への筋肉の収縮が起こります。そして閉じていた尿道が開き、排尿できます。

 

膀胱の袋状の筋肉は自分では動かすことができない筋肉です。下記の図のように、筋肉の伸び縮み状況が神経を通じて脳に送られています。

 

 

 

 

1回の排尿量が200ml~400mlが正常です。500mlのペットボトル半分の量を飲んでいたら必ず1回から2回トイレにいくということになります。

 

 

 

 

飲む水分が、お水以外でコーヒーやアルコールフルールなどの飲食によって、さらに少ない量で尿意を感じます。

 

 

 

 

正常な排尿(成人の場合)

・1回の排尿量   :200~400mL

・1回の排尿時間  :20~30秒

・1日の排尿量   :1,000~1,500mL

・1日の排尿回数  :5~7回

 

 

 

 

■尿の素 原尿から尿になるまで

 

原尿は一日になんと150Lも作られます。すごい量の尿!と思いますが、このほとんどは水分なので、99%は体で必要なものとして、再吸収されます。

その再吸収されなかった1%は老廃物なので尿として外に排出されます。

 

 

一日起きている時間が17時間くらいだとすると、1時間に90mlの尿が作られることになり、2時間に1回 200ml前後の量が出ていればよいということになります。

 

 

 

■水分量と尿の関係

 

 

排尿は血圧の調整、体内のPHの調整や毒素や老廃物の排出するためにあります。

 

取った水分を排出するためにあるわけではないので、取った水分がそのまま尿になるわけではありません。

水分を取ると尿がでるのは、水分の摂取よって、血流量が多くなり血圧が上がり、または体内のPHに変化が起こるため、それを排尿などにより正常な値に調整をしています。

このように血圧やPHを調整しているので、高血圧や糖尿病によっても排尿解す数が増える仕組みになっています。

 

 

 

■水分は血管だけにいるわけではない

 

水分は血液の中だけではなく、細胞一つ一つの中に必要です。

表皮のような薄い皮膚にも、筋肉のような大きな細胞の中にも存在します。

また、消化や吸収の際にも機能的に必要で、内臓を動かす細胞の器質的にも必要になります。

 

 

それらの水分量をPHと一緒に把握しています。

 

ですので、内臓の働きや食事の量、筋肉量、脂肪量によっても体内に残る水分量や排出される尿の量に変化が起こります。

つまり、内臓の働きに変化があっても、運動量や筋肉量変化がおこっても排尿される量は変わるということになります。

排尿回数だけに注目せずに、ご自身の体調や運動習慣に合わせて考える必要があるということです。

 

 

 

■乱れると厄介な自律神経

 

また、睡眠時間や熟睡度によって、消費される水分量や自律神経にも膀胱は影響されます。

 

睡眠から覚醒すると、交感神経が働きます。一気に交感神経が興奮したことによって、拮抗する副交感神経が働きだします。

それにより、朝起きてから排尿を催すことが多いのです。

 

このように、副交感神経が働くと排尿する仕組みになっており、交感神経が働いている時は蓄尿する働きになっています。

これにより、自律神経が乱れると排尿のコントロールが難しくなります。

下記の表は青色の線は副交感神経が関与していることを示し、赤色の線は交感神経が関与していることを示しています。

図の通り膀胱は副交感神経と交感神経と両方が関与している事がわかります。

 

 

 

 

■尿意を感じても無視することが出来てしまいます

 

これは、かゆみを無視出来たりすることに似ています。

仕事に集中していると一瞬気がついたしても、第1次排尿の小さな電気信号は無視出来てしまうのです。

 

ですが、それを続けていると無視してもいいものだと無意識下で思ってしまうので、パンパンになった膀胱は脳の指令を待たずに排尿することになります。

排尿に問題が起きた時の疾患を下記でご紹介致します。

 

 

■畜尿に関わる疾患

 

腹圧性尿失禁 咳やくしゃみをしたり、立ち上がったり重いものを持ち上げたりして腹部に力がかかった瞬間に、尿がもれるもの。女性に多い。出産や加齢などにより骨盤底筋の収縮性が低下して起こる。骨盤底筋体操で症状が軽減。
切迫性尿失禁 強い尿意が急に起こり、トイレまで我慢できずにもれてしまうもの。膀胱が勝手に収縮してしまう過活動膀胱が原因の一つ。高齢者で多くみられ、脳血管障害などが原因となることもある。前立腺肥大も原因になる。
膀胱炎 頻尿、排尿痛、残尿感など。細菌性の膀胱炎の場合は抗生物質・抗菌薬の服用が必要。
間質性膀胱炎 細菌感染を伴わない、慢性の膀胱炎症。頻尿、尿意切迫感、尿が膀胱に溜まったときの下腹部や膀胱尿道部や膣の痛み。原因不明の膀胱炎症状が続くときは専門医の受診が不可欠。
神経性頻尿 器質的な異常はないが、ストレスや緊張などにより頻繁に尿意を催すもの。

 

 排尿障害

 

前立腺肥大 尿が出にくい、力を入れないと出ない、尿の勢いが弱い、尿が細くなっている、残尿感など。
溢流性尿失禁 膀胱の収縮力が低下し、膀胱が一杯になって少量の尿があふれ出てしまうもの。脊椎の損傷などで神経が障害を受けたとき(神経因性膀胱)や前立腺肥大などによって起こる。糖尿病が原因となるケースもある。膀胱の収縮を抑える抗コリン薬の服用で、膀胱が充分収縮できないで、残尿が膀胱にあるとき頻尿をおこすこともある。頻尿治療の目的で使用する薬が頻尿を悪化させる可能性があることにも注意が必要です。

 

 

上記の疾患の中で過活動膀胱と、前立腺肥大のスクリーンイングテストをご紹介致します。

 

 

まず過活動膀胱を疑う診断としてOABSSがあります

 

 

ここ一週間の状況を下記の表で採点してみてください。

 

自己診断

質問 症状 頻度 点数
1 朝起きた時から夜寝る時までに

何度くらい尿をしましたか?

7回以下  0
8~14回  1
15回以上  2
2 夜起きてから寝るまでに

何回くらい尿をするために起きましたか?

0回  0
1回  1
2回  2
3回以上  3
3 急に尿がしたくなり、

我慢が難しいことがありましたか?

なし  0
週に1回より少ない  1
週に1回以上  2
1日1回くらい  3
1日2~4回  4
1日5回以上  5
4 急に尿がしたくなり、

我慢できずに尿を漏らしたことがありますか?

なし  0
週に1回より少ない  1
週に1回以上  2
1日1回くらい  3
1日2~4回  4
1日5回以上  5

 

 

 

判定基準

 

ア.質問3番の答えが2点以上でしたか?

イ.全体の点数の合計が3点以上でした?

 

 

 

上記のアとイの両方に当てはまると過活動膀胱に当てはまります

 

また、その状態が軽度なのか、重度なのかの判断は下記のようになります。

 

合計の点数 が

5点以下 軽度
6~11点 中等度
12点以上 重度

 

次に

男性の前立腺症状(I―PSS)

どのぐらいの割合で

次のような症状がありましたか?

全くない 5回に1回の割合よりも少ない 2回に1回の割合より少ない 2回に2回の割合 2回に1回の割合より多い ほとんどいつもである
①     この1か月の間に、尿をした後

まだ残尿感がある

0点 1点 2点 3点 4点 5点
②     この1か月の間に、尿をしてから2時間以内もう一度排尿しなくてはならないことがありましたか? 0点 1点 2点 3点 4点 5点
③     この1か月の間に、尿をしている間、何度も尿が途切れることがありましたか 0点 1点 2点 3点 4点 5点
④     この1か月の間尿を我慢するのが難しいことがありましたか

 

0点 1点 2点 3点 4点 5点
⑤     この1か月の間に、尿の勢いが弱いことがありましたか?

 

0点 1点 2点 3点 4点 5点
⑥     この1か月の間に、排尿のし始めにお腹に力を入れることがありましたか? 0点 1点 2点 3点 4点 5点

 

0回 1回 2回 3回 4回 5回以上
⑦     この1か月の間に、夜寝てから朝起きるまでに、尿をするために何回おきましたか? 0点 1点 2点 3点 4点 5点

 

合計点が

 

 1点~7点 軽度
 8点~19点 中等度
 20点~35点 重度

 

前立腺の肥大は器質的な障害になるので、運動で解消出来る事はありませんので、

排尿が近いなと思った男性は、前立腺肥大はもちろん高血圧や糖尿病も疑ってお医者さんの指示にしたがってくださいね。

 

 

過活動膀胱予防体操

 

女性尿路症状診療ガイドラインにもあるとおり、過活動膀胱に有効な骨盤底筋トレーニングがあります。

体の表面の筋肉と同じように内臓を支えている筋肉も年々衰えていきます。

衰えると内臓を低位置で支える事ができずに、その結果形が崩れ本体の働きが出来なくなります。

上記の骨盤底筋トレーニングは刺激が加わる事で、一時的に尿意を催しますので、トイレへすぐにいける環境で行ってください。

 

また、この骨盤底筋は腹圧を加える事でより負荷をかける事が出来ます。

 

ピラティスでは骨盤底筋及び腹筋群を効率よく鍛えるメソッドが組み込まれています。

また、日常に運動を取り入れる事で、交感神経がしっかりと働き、しっかりと働く事で、副交感神経の切り替えがはっきりとでき、乱れていた自律神経が整っていきます。

この二つの自律神経が尿意や、膀胱の拡張や収縮に関与していますので、整える事で活動膀胱の対策になります。

 

一石二鳥だとおもって、まずは運動から初めてみてはいかがでしょうか?

 

 

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